出産後に育児ストレスよりも抜け毛ストレスの方が大きくなってしまった体験
40歳の女性、専業主婦です。
出産後、本当に怖いくらい髪が抜け落ちて、育児ストレスよりも抜け毛ストレスの方が大きくなってしまったほどでした。
私はもともと物事に対して深刻に受け止めてしまうせいか、ストレスをためやすい方でした。
そんな私が初めての育児で、ストレスがたまらないわけがなく、本当に毎日ストレスをため込んでいました。
そして、ちょうど、3ヶ月目あたりから髪にも変化が出てきたのです。髪がかなり薄くなっているのです。
ちょうど、つむじがあたりが…。 完全に生えていないという状態ではなく、髪が薄くなっているのです。
最初は頭頂部で自分が普段は目にしないところなので、気付きませんでした。 でも、上手にトップにボリュームが出せずに、そのあたりを何気なく見た時にゾッとしたのです。 髪を触ってみると、明らかにわかるのです。
つむじ部分の髪が他の部分の髪に比べて、少なくなっているのが…。 手が地肌をすぐに感じるのです。 本当に一気に気持ちが落ち込みました。
髪の毛は、減らす事が出来ても、そう簡単に増やす事は出来ないのです。 しかも、頭頂部なので上手く隠せそうもありません。
今あるこの薄い髪が抜けおちたら、完全に肌が露出してしまいます。 それからは、本当に毎日、髪の毛の事ばかり考える日々でした。 落ちた髪を見ると大きなストレスとなりました。
この抜け毛の原因は、産後のホルモンバランスの乱れと授乳による栄養不足とストレスからくるものだと自己分析しました。
それからは、出来るだけストレスをためないように、育児は両親や夫に頼るようにして、 更に、女性ホルモンを積極的にとるために豆乳を飲んだりしてみました。
また、上から見られると薄くなったのが目立ってしまうので、人前で座ったりする事がなくなりました。 常に人に頭頂部を見られないように注意するように意識していました。
夫は気付いていたようですが…。
抜け毛対策は効果があったのかはよくわかりませんが、増える事はありませんでしたが、 完全に抜けてなくなる事は免れました。
そして、育児にも慣れた1年後くらいから、徐々に髪が元に戻ってきました。 薄い状態が普通になり、それほど髪にも気をとられなくなった頃です。
全ての抜け毛の要素が改善され始めた時期だったのかもしれません。 本当にあの頃は、髪が抜けてしまう事ばかり考えていて、それも良くなかったのかもしれません。
楽しいはずの育児が、まさか抜け毛のストレスと闘う事になるとは思ってもみませんでした。
今は、髪がある事が本当に幸せです。
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